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シロアリ駆除の基礎知識

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セルフチェック2自分で床下に入る時の注意

自分で床下に入って白蟻の被害のチェックをしたい。

実際に自分で床下に潜ってシロアリの調査をしてみたい!!そんな方もいらっしゃるはずです。
とはいえ床下環境は危険がいっぱいですので、自分で調査される場合は以下の点を参考にして下さい。

床下に入るためには、服装はとても重要

床下は、家の中でも人が安全に移動できるようにはなっていません。釘が出ていたり、石が転がっていたり、場合によっては、ムカデなど昆虫類と出会うこともあり、また、匍匐(ほふく)前進で進むため容易に前進・後退が難しい場所です。

まずは、服装についてです。

床下へ入る服装
頭部保護
頭巾やタオルを巻く:ぶつけても大丈夫なように頭を保護しましょう
マスク
カビや埃も多いので、マスクを着用
ゴーグル
塵や埃から眼を守るためのゴーグルを着用
首周りの保護
小さな小石などが入ってこないように首も保護(タオル等を巻く)
長袖・長ズボン
飛び出た釘やトゲから守るために肌は極力出さない。できればつなぎ服がベスト。
軍手など
手は保護と汚れ防止のため、軍手など着用
肘・膝のプロテクター
匍匐(ほふく)前進するので、肘や膝を保護するためのプロテクター
運動靴など履きなれた靴
◆持っていくもの 
懐中電灯
暗闇を照らすために必ず必要。予備として小型のものも1つ携帯

床下で調査を行う際に注意しておきたいこと

点検は絶対に一人で行わない。
床下には一人で入っても床上で必ず助けを求められる人がいる状態で行いましょう。
体調が悪いときは、やらない
真夏や真冬の調査は避ける.
特に夏場は脱水症状に注意してください.
無理に狭い所に侵入しない.
抜け出せなくなる危険性があります.
点検口付近は養生しておく。
床下からの埃などが付かないようにする
点検口から出てきた時は,なるべく床下で服を脱ぐ。
埃を室内に持って上がらないようにする
シロアリの蟻道を見つけたとして,なるべく壊さないようにする.
シロアリの生息を確認するため少しくらい壊しても問題ありませんが,大量に壊すとシロアリが逃げ出してしまいます.シロアリが逃げると被害範囲の把握が難しく,駆除が困難になります.また,市販のエアゾールなども極力撒かないようにして下さい.

調査のポイント

床下編

床下チェックポイント

シロアリは物に沿って動く性質があります。そのため床下から蟻道を伸ばす場合は、基礎の立ち上がり部分束石周辺,配管周りを重点的に確認します。

また,土台と柱の接合部分などもシロアリが通りやすい部分になるので入念に調べます。お風呂場やトイレ、玄関周辺もよく被害が見つかる個所なので重点的に確認しましょう。

玄関・勝手口編

玄関チェックポイント

最近のシロアリは礼儀正しいので玄関からの侵入が多く見られます。

玄関や勝手口では、扉枠の根元が加害されていないか確認します。また、玄関上がり框と基礎との隙間も確認してください。特に扉枠が玄関タイルなどに埋め込まれている場合は注意が必要です。玄関ポーチ柱も同様で、タイルや土間に埋まっている場合は要注意です。

 

外周編

外周りチェックポイント

外周では、シロアリは基礎の側面に堂々と蟻道を上げることはほとんどありません。

理由はアリやクモなどの天敵が多いこと、雨や風の影響を受けることなどが挙げられます。

しかし、基礎の化粧モルタルにクラック(ひび割れ)がはいっていたり、浮き上がっていたりすると、その隙間や下をシロアリ侵入することがあるので、そういった部分を入念に調べます。

シロアリが侵入している場合は、蟻土などのかすかな兆候がみられるはずです。外部から内部へ続く給湯器などの配管にも注意が必要です。配管と基礎との隙間や、配管に断熱材が施されている場合はその内部をシロアリが通ることがあるので、こちらも蟻土などの兆候を探してください。

また、ウッドデッキのあるお宅では、ウッドデッキの足回りに蟻道が上がっていないか丁寧に確認しましょう。

人の目に触れにくいところばかりを狙って白蟻は侵入してくるため、チェックも簡単ではありません。装備を整えて床下に入るのはもちろんのこと、無理をしないことも重要です。多湿の条件下で匍匐前進での移動は、体力を消耗するため、注意をしてください。