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シロアリ駆除の基礎知識

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白蟻の生態(生活と階級)
白蟻が活発に活動できる条件
床下の水漏れは要注意

ヤマトシロアリの場合、最適活動温度は12〜30℃、イエシロアリの場合は、最適活動温度は30〜35℃です。無風で湿度の高い場所を好みますが、床下を最適活動温度外で通気性を良くすれば絶対に白蟻の侵入は防げるとはいえません。
白蟻の生息箇所に必要不可欠なものは水分です。白蟻の種類によって水分を運ぶ能力は異なりますが、ヤマトシロアリ、イエシロアリともに、必要な水分は地下から持ち込むので白蟻にとって湿度が十分ではない場所にでも水を持ち込み湿度を適した環境に変えてしまうことができます。
白蟻は、蟻道や巣の構築などにより自分の適温に変え、生息できる環境に変化させていきます。

白蟻に五感ってある?
視覚

生殖虫には眼はありますが職蟻、兵蟻には眼がありません。

触覚

数珠状になった触角で周りの状況を感知します。

聴覚

シロアリが聴覚を持っているのかはよく分かっていません。外敵の侵入など危険を察知した時は頭をぶつけあって危険を伝達することがあります。

嗅覚

嗅覚は鋭く、木材腐朽菌のニオイに引き寄せられて木材に近づくことがあります。

味覚

人間ほど繊細ではありませんが味覚を持っていて、それを利用したベイト剤(毒餌)も市販されてます。

白蟻の生活と階級

白蟻はコロニー(集団)で生活し、その中で階級や役割分担を持つ昆虫です。(下図はヤマトシロアリの階級と一生・日本しろあり対策協会HPより)

ヤマトシロアリの一生

階級 職蟻 兵蟻
群れの中の割合 90% 8%
特徴 働きアリで群れの中心集団です。木材をかじったり、幼虫の世話をしたりします。 巣を守るのが役割の兵隊アリです。緊急時には活躍しますが、平時はほとんど何もしないで居るだけです。餌不足の時は真っ先に共食いの対象にもなります
階級 ニンフ 有翅虫(羽アリ) 王・女王
特徴 有翅虫(羽アリ)の前段階の階級で、主に巣の近くで活動しています。他の昆虫で幼虫、若虫に相当するものをシロアリではニンフと呼んでます ニンフの最後の脱皮により生まれる羽のあるシロアリです。数年に一度、決まった時期に羽アリが群飛し多くの方はこの現象でシロアリの被害に気付きます。 群飛後に羽を落とし営巣し生殖虫となります。 羽アリが群飛後に羽を落として営巣すると生殖虫となりオスが王となりメスが女王となります。女王は王台という特別な部屋で産卵に専念します。

 

羽アリは、唯一白蟻が人の目の前に飛び出すとき。上の説明からもわかるとおり羽アリは白蟻のコロニーの中ではほんの一部。羽アリが飛び出した後もコロニー(巣)内の職蟻は、家を食害し続けるから業者に頼むかどうかは別として、放置はしないように。