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シロアリ駆除の基礎知識

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土壌処理

土壌処理は、環境への影響を配慮して建物の基礎に囲まれた床下の土壌を対象とします。ただし、建物の外周の防除処理が必要な場合には、薬剤が外部に流出しないような方法で実施されます。使用するシロアリ用薬剤は土壌専用の土壌処理剤が用いられます。基本的には全面を処理しますが、特にシロアリが上がりやすい基礎立ち上がり部分や配管回りは入念に処理します。

土壌処理

 

処理方法

帯状散布

基礎の内側や束石の周囲並びに配管等の立ち上り部分の土壌に対して、側壁から約20cmの幅で土壌処理剤を土壌の表面に散布する方法です。シロアリが侵入してくるポイントへの処理になるのでとても重要です。

面状散布

土壌の表面に土壌処理剤を均一に散布する方法です。

加圧注入

専用の注入器を土壌中に差し込んで薬剤を加圧注入する方法です。この方法では土壌表面ではなく、土壌中に薬剤を処理してシロアリの侵入を阻止します。穿孔間隔は1mくらいが標準です。

木部処理

木部処理は、原則として1階部分に使用される木材で普を対象とします。ただし、2階以上であっても水場廻り、結露等の理由により、シロアリの被害及び腐朽のおそれのある場合は駆除業者の判断で実施されることがあります。薬剤散布は,軸組みの下部や床組材のような見え隠れ部分を対象とし、人が直接触れるおそれがある見え掛かり部分は、部材が屋外にある場合を除き行いません。シロアリ用薬剤は、防腐効果と防蟻効果を備えた木部専用の木部用処理剤が用いられます。

木部処理

 

処理方法

吹付処理

木材の表面に木部処理剤をノズルで吹付ける方法で、この方法がもっとも主流です。

塗布処理

木材の表面に木部処理剤を刷毛等で塗布する方法です。薬剤の飛散が問題になるような箇所ではこの方法がとられます。多くの場合、神社仏閣などの防蟻処理の際に行われています。

穿孔注入処理

必要な箇所へドリルで木材を穿孔し、木部処理剤を注入する方法です。注入量は適量になります。新築の予防処理では行いませんが、既築の場合はシロアリの通り道になるポイントへ処理されます。

穿孔吹付処理

モルタル仕上げ等の大壁造の壁体で用いられる方法です。壁面をドリルで穿孔し、ノズルを挿入して壁体内部の木材に木部処理剤を吹付けます。

ベイト工法

ベイト工法とは

ベイト工法とは1995年ごろにアメリカで登場した比較的新しい工法です。従来工法のように、床下に対し液剤を散布するのではなく、ベイト剤(シロアリにとっての毒餌)を用いて駆除する方法です。
シロアリの餌となる餌木のはいった容器(ステーション)を家屋外周に数m間隔で埋設し、定期的に確認してシロアリの侵入を早期に発見します。シロアリが餌木に食いついているのが確認されれば、ベイト剤を投入してシロアリを駆除します。

メリット・デメリット

シロアリの侵入が確認された時にのみ薬剤を使用するため、環境に優しい工法として注目されています。
しかし、定期的な監視などが必要なため、従来工法に比べると高価な工法になります。また、その生態からヤマトシロアリには不向きだとも考えられておりますので、ベイト工法が気になる場合は一度、駆除業者に相談することをお勧めいたします。

ベイト工法の仕組み

ベイト工法対応業者