全国の優良企業から選べる!シロアリ駆除業者選びの決定版!
お気軽にお問い合わせください!
 

シロアリ駆除の基礎知識

HOME > シロアリ駆除の基礎知識 > 駆除方法の知識01(駆除と予防の違い)

駆除方法の知識01駆除と予防の違い

白蟻防除の考え方

白蟻防除には白蟻を退治する「駆除」と、白蟻の被害を未然に防ぐための処理である「予防」に分けられます。
白蟻駆除業者に依頼した場合は、その現場に応じ、「駆除」「予防」、または「駆除・予防の両方」を行います。

駆除の場合

知識と経験で処理方法を選択します。

白蟻駆除の場合、使用する薬剤の種類,薬剤濃度,処理量,処理方法などは特に決められておりません。なぜなら、駆除作業は現場や白蟻の種類によって異なるため、駆除業者の判断のもと臨機応変に対応しなければならないためです。しかも、誰でも簡単にできるか訳ではなく、白蟻に関わる知識とこれまでの実務経験がないと完璧な処理は行えません。これが素人では白蟻の完全駆除が難しい理由なのです。

多くの場合、白蟻の動きを考えながら活動が見られる箇所や必要な箇所をドリルで穿孔し、薬剤を注入する穿孔注入が実施されます。また、液剤の散布ではなく、ベイト工法という毒餌で白蟻を駆除する方法もあります。

駆除のポイント
  1. シロアリに関わる知識と実務経験が絶対に必要
  2. ヤマトシロアリ、イエシロアリ、カンザイシロアリなど種類によって駆除方法が異なる
  3. 効果的な駆除を実施するためには調査は非常に重要である

予防の場合

薬剤は5年の効果を試験で確認しています。

予防の場合、新築を建てる際に実施する予防と既存住宅で実施する予防があります。どちらも基本的な考え方ややり方はほとんど同じですが、新築に比べ既存住宅の方が処理は困難なため実務経験が必要になってきます。薬剤はメーカーの方で5年間シロアリの侵入を阻止できるような濃度に設計されているため、駆除とは違い規定濃度のものを規定量散布しなければなりません。

駆除・予防の場合

主に液剤処理を行う場合には、駆除と一緒に予防の処理も行うのが一般的です。
5年間の保証を出す場合には、予防の処理は必要なため、5年の保証の提示がある場合には予防処理が同時に行われていると考えるのが自然です。

逆に駆除専用剤や、駆除専用としてベイト剤処理を行った場合には、予防の効果を謳っていない場合が多いです。別途で予防処理を行うことで5年間の保証をしている場合もあり、白蟻駆除業者によって、またその被害や白蟻の種類によって内容は異なります。